おもいでの夏
季節外れの、一コマですが、描いてみたくて
僕がまだ子供の頃、自然は自然足りえた
四季折々の顔を、しっかりと僕たちに、魅せてくれた。
特に印象に残っているのは、ギラギラした夏。
川の水は、ドウドウと流れ、淵はあくまでも深く
子供達に、さあ 遊んでみろって、語りかける。
泳ぎが好きな奴は、全身 真っ黒!
魚穫りが、好きな奴は、背中の側だけ 真っ黒で
写真は色あせて行くけれど
思い出は、歳を重ねる事に
鮮明に甦る、少しの脚色を伴って
題名の『おもいでの夏』は
今も大好きな、当時の映画のタイトルです。